女性の治験はなんで少ないのですか?どこで募集してますか?
まず、女性の場合には、月に一回生理があります。もちろん出血しますので、尿検査では潜血が出たりする訳です。
また、人によっては痛み止めを使わなければならなかったり、自覚症状として腹部痛や体熱感が認められたり、様々な症状が現れてきます。
実はこれらの症状、薬の副作用と全て被ります。
治験中に生理になった場合には、生理によって出ている症状なのか、
薬の副作用なのかDrが判断できなくなってしまいます。
そうすると、治療の遅れの原因になり、
安全性が損なわれる危険性もありますので、
基本的に治験は男性のボランティアで行われています。
男性は体力もありますし、妊娠の危険性もありませんので。
上記のようなバックグラウンドがありますので、基本的には女性の治験は少ないのですが、もちろん女性を対象の治験もあります。
圧倒的に女性に多い疾患、たとえばリウマチなどは、女性を対象として治験を実施しなければ本当に必要なデータ取りは行えません。
でも、女性特有の病気は限られていますので、
基本的には治験の案件が少ないという事になります。
このような状況により、女性の治験が募集されていない訳ですが、
それでもモニターに参加してみたい方は、下記を検討されてみてはいかがですか?
比較的安全な女性対照のモニターが募集されています。