ジェネリック医薬品の治験を見分ける方法
新薬を使うのはやはり怖い。治験には参加したいけど、より安全なものを選びたいと考えている方は大勢いらっしゃるのではないでしょうか?
臨床第一相試験においては、初めて人間が服薬を行う段階も含まれますので、いくら医療スタッフが万全をきしていたとしても副作用は出ますし、怖いのは無理のない事だと思います。
私が参加する側であったとしたら、同意はかなり慎重に行います。
おそらく治験が怖いと感じている方は、
ジェネリック医薬品を開発する同等性試験を検討されているかと思いますが、
募集要項だけでは同等性試験を判断するのが難しいのが現状です。
しかし、実は試験の性質や特徴からある程度同等性試験を見分ける事ができるんです。
ここでは、治験が怖いと感じている方が
簡単に同等性試験の見分ける方法をご紹介していこうと思います。
同等性試験の簡単な見分け方
- 二泊三日程度の短い入院日程である
- 一回だけの服薬はありえない
- 募集人数が多い
- 協力費が割安
上記の条件に該当している場合にはほぼ同等性試験だと思って頂いて間違いありません。
同等性試験では、新薬と旧薬を飲み比べる必要がありますので、
かならず投薬は二回以上で行われます。
また、同等性を証明するためには、
解析の都合上程度まとまった被験者数が必要となるんですね。
ジェネリックの開発コストは削減されているので、協力費も控え目となります。
現在の開示されている募集要項では
これらの情報が記載されているところも増えてきました。
また、電話で問い合わせれば答えてもらえると思いますし、
同意説明文書の表題にも記載されています。
同意する前には必ず入手できる情報ではありますが、
いち早く目星をつけたい方は参考にしてみてください。