新薬モニターに選ばれるコツ|治験アルバイト情報

新薬モニターに選ばれるためのコツとアドバイス

 

飲水している男性

新薬モニターとして治験ボランティア会に登録する事は基本誰でもできるのですが、その後の健康診断を通過するのが意外と難しいです。

 

ちょっとしたコツで健康診断の結果を良くする方法がいくつかありますので、健康診断でよく落とされてしまう方は参考にしてみてください。

 

水分の補給

 

水のイメージ

 

健康診断で必ずと言って良いほど実施される尿検査ですが、たくさん水分をとる事によってデータを改善する事ができます

 

 

 

態度

 

態度の悪い被験者のイメージ画像

健康診断の結果がよければ、新薬モニターになれると思っていませんか?

 

一昔前まではそうでしたが、知名度の上がった現在ではそうはいかなくなってきました。

 

施設によっても異なると思いますが、治験に参加する姿勢を強く見られています。

 

少なくとも私は、血液データより重視しています。

 

説明会時に居眠りしていたり、携帯を操作していたり、素直に職員の指示で動けない方は、
治験に協力的ではないと判断して、いくらデータが良くてもエントリーしません。

 

逆に言うと、多少データが暴れていても協力的は方は優先的にエントリーします。

 

皆さんも治験に参加される時には少し気にされると違うかもしれませんよ。

 

友達とツルまない

 

の仲の良い友達のイメージ画像

皆さんは気にされた事はないかもしれませんが、友達とツルむのはとても印象が悪いです。

 

入院している時に悪ふざけがエスカレートする事が良くあります。

 

また最悪の場合には、友達が治験に参加できないのであれば私も辞退しますと申し出てくるボランティアの方もいます。

 

治験の基本として、いつ、いかなる場合であっても
辞退する権限は被験者さん側にあるのは事実です。

 

しかし、必要症例数に満たない場合には治験が成立しないのもまた事実なんですね。

 

施設としては、このようなリスクをなるべく回避しておきたいので、
明らかにツルんでいるボランティアの方を発見した場合には、必ずチェックします。

 

運動の禁止

 

運動のイメージ画像

運動を行うと筋肉の組織が壊れて、筋肉細胞中の成分が血液中に流れ出てきます。

 

程度や個人差にもよりますが、運動の影響が一週間程度残る方もいるので、少なくとも検査前一週間は筋肉に強い刺激を与えないようにしましょう。

 

強い筋肉の刺激例
  • 筋肉トレーニング
  • ストレッチ
  • マッサージ
  • 電気風呂
  • 長時間の歩行
  • 長時間の運転
  • ランニング

 

禁煙

 

喫煙のイメージ画像

タバコに含まれているニコチンを検出する事によって、タバコの影響を受けているかを判断しています。

 

一度タバコの影響を強く受けると、一週間程度身体からニコチンが検出される事があります。

 

タバコを吸わない方も、
少なくとも一週間はタバコの煙りにまかれない環境で過ごすようにしましょう。

 

煙が充満している環境
  • パチンコ屋
  • ジャン荘

 

飲酒

 

飲酒のイメージ画像

飲酒をしてしまうと、アルコールを分解する肝臓に疲労が蓄積します。この疲労は、回復するのに時間がかかりります。

 

個人差にもよりますが、長い方で一週間程回復に時間がかかったりします。

 

よって、飲酒につきましては、
少なくとも一週間は控えたうえで健康診断を受けるようにしましょう。

 

薬剤も肝臓に負担をかけて代謝をしていくため、
肝機能の数値が悪い場合には容赦なく落とされます。

 

日焼け

 

日焼けのイメージ画像

日焼けによって皮膚の炎症が起こります。この炎症データは血液検体で確認する事ができるのですが、経験的に赤みを帯びている日焼けでは血液データで脱落していきます。

 

治験に参加するのであれば、キッチリ日焼け対策をするようにしましょう。

 

ちなみに私の場合、赤みを帯びた日焼けであれば、
健康診断を実施する前に帰宅してもらっています。

 

前日の食事

 

避けたい食事の例

前日はなるべく早めに夕飯をすませ、食事の内容も脂っぽいものや、コッテリしているものは避けます。

 

この夕飯がけっこう臨床検査に影響を及ぼします

 

血管状態

 

注射を待つ被験者のイメージ画像

残念ながら血管が細い方は治験にエントリーされにくい運命にあります。

 

時間が定められている頻回の採血には不向きであるという考えです。

 

しかし、努力によって少しだけ血管の状態を改善する事ができますので、良く採血で失敗される方や、自分の血管は細いと感じている方は試してみてください。

 

対策
  • 駆血されたら、サボらずによく手を握ったり開いたりしましょう。
  • 気温が寒いと、血管も収縮してしまうので、採血前にカイロなどで手を

    温めておきましょう。