治験に参加すると、薬や検査料金は無料になります
高血圧や糖尿病、喘息などの疾患をお持ちの方は、治験へ参加する事による負担軽減費のメリットはフェーズTほどはありません。
しかし、あまりクローズアップはされていませんが、疾患をお持ちの方でも治験に参加する事による大きなメリットが実は隠されているんです。
それは、医療費の免除です。
治験に参加している期間の医療費は、
基本的に製薬企業が受け持ってくれるシステムとなっていますので、
医療費を大幅に減らす事が可能なんです。
治験に参加した時の一般的な医療費
薬【治験薬】 | 無料 | 製薬企業から提供されます |
検査費用 | 無料 | 治験期間中の検査費用は、全て製薬企業が負担します |
診察料金 | 自己負担 | 製薬企業からの助成が入る事もあります |
負担軽減費 | 1回の通院につき1万円 | 製薬企業から提供されます |
治験に参加している間の医療費は無料、
もしくは負担軽減費によって黒字になるとさえあります。
初めて治験に参加される方の大半は不思議に思うかもしれませんが、
日本屈指の製薬企業【武田】【エーザイ】【アステラス】の治験であったとしても
同じ助成が入ります。
けっして詐欺ではありません。
それだけ世の中が新薬を待ち望んでいますし、
費用を出してでも開発するメリットが製薬企業にはあるわけです。
もし、疾患をお持ちの方で少しでも医療費を削減したいとお考えの方は、
治験に参加してみるのも一つの手段かもしれません。
現在使用している自分に合った薬を一旦休憩するリスクや、
新薬を試してみるというリスクは含みますが、
少なくとも治験に参加している期間中は入念に専門医がチェックを行います。
治験に携わっている私の視点では、入念な検査や専門医に診てもらう事ができるので、普段より逆に安全ではないかと考えています。